みなさま お祈りご心配どうもありがとうございます。

新宮聖公会を拠点としてのボランティア活動は2011年9月23日(金)をもって終了いたしました。

大阪、神戸、京都教区をはじめ、たくさんの方々のご支援、お祈りありがとうございました。

2011年9月23日金曜日

ありがとうございました


新宮の方々、大阪・神戸両教区の主教様始め多くの方々、また和歌山伝道区の教役者信徒の方々、ありがとうございました。
当初予定の923日となりましたので、新宮の教会を拠点としての活動を終了させていただきます。
支援を必要としている状態はまだまだあるようですが、個々のボランティア活動にお任せをして、教会としてはここまでといたします。
95日以来京都には一泊しか帰ってこないで現地で支援を続けてくれた出口崇執事に特別の感謝をしたいと思います。本当にご苦労様でした。

2011年9月22日木曜日

新宮 9月22日


今朝は台風一過の快晴でした。
京阪神5名はボランティアバスで熊野川町に行きました。昨日の台風は道路にまで浸水したそうです。
9名で以前お手伝いした保育園保護者宅の隣の家へ、離れの家の泥かきをしました。

早くに終わったので次の作業へ。センター近くの公団住宅も2階まで浸水したので、1階にお住まいの方の冷蔵庫を4階に運び込みました。
この住宅には、東北から避難されてきた方もおられ、避難先でも大変な思いをされました。
まだ時間があったので、農家の倉庫の泥かきもしました。

荒木執事は午前中は保育園で避難訓練
その後、職員さんから頂いていたもう1台の冷蔵庫を高田の施設に持っていかれました。

大岡司祭、池澤聖職候補生は、作業終了後帰路につきました。

本日宿泊3名。新宮聖公会の高校生と小学生も来て、一緒に夕食を食べました。
明日の朝、教会から撤収します。

約3週間、新宮聖公会の皆様、保育園の皆様、そして荒木執事ご一家には、快く受け入れてくださりありがとうございました。感謝いたします。
まだまだ地域的には大変ですが、一旦撤収させていただきます。

2011年9月21日水曜日

新宮 9月21日


本日は朝から台風直撃で豪雨、暴風 
社協ボランティアセンターももちろん、我々も外出出来ませんでした。
マリア保育園も登園児は10数名でした。
夕方に雨は上がり、晴れ間が見えましたが大雨警報は解除されていません。

保育園の運動会準備のお手伝いを少しさせていただきました。
夜に大阪教区の古澤聖職候補生と信徒さん1名が来新。
今は雨上がりの夜空です。

明日は作業最終日5名、新宮で初めて京阪神3教区が協働します。
感謝です。 

2011年9月20日火曜日

新宮 9月20日

滞在予定表、更新しました。

本日は社協のボランティアセンターは雨のため中止

出口は池澤聖職候補生と熊野川町へ。
先日冷蔵庫を設置した避難所(小学校体育館)が閉鎖され、総合庁舎の3階に移転されたので、冷蔵庫の移設をしに行ったのですが、すでに運び込まれておりました。避難所の電源が完全復旧していないため、当分は使えないとのこと。

昼から、お借りしていた軽トラックを返しに和歌山市まで。とんぼ返りで大岡司祭と帰新。
現在大雨、強風、洪水、波浪警報が出ております。
名古屋の被害も心配されます。

明日の夜に、大阪の古澤聖職候補生と信徒さんが1名来新予定です。

2011年9月19日月曜日

新宮 9月19日

出口崇執事からの報告です。

今朝は、社協のボランティアセンターから、マイクロバスで熊野川町へ。
連休ということもあり、120人ほどが参加していました。
私は、川沿いの民家へ男女合わせて6名のグループで行きました。

1階部分は親戚の方が総出で作業されており、我々は2階の家財搬出を行いました。
川沿いということで、屋根にまで水が浸かったらしく、2階で寝ていたご夫婦は天井に穴を開けて外に脱出したそうです。
休みになると子どもや孫たちが集う、「おじいちゃん、おばあちゃんの家」で、たくさんの寝具や座布団、食器、子どもや孫が使っていたおもちゃなどが出てきました。

全てを聞くわけにはいきませんが、「これ、どうします?」とたずねると、一つ一つに思いをはせながら、「あー、こんなんあったの・・・ 捨ててください」とおっしゃっていました。
3月の震災のとき、ある役者さんが「被災地にあるのは、がれきの山じゃない。その場所で生きてきたという痕跡なんです」と言った言葉を、新宮の地で改めて実感しました。

夜に、神戸教区の池澤聖職候補生来新 大雨の中来られました。
台風15号の影響でしょうか。今は止んでいますが、時折集中的に降ります。
明日は連休明けでボランティアも減るでしょうし、雨が降ればボランティアセンターは中止になります。

2011年9月18日日曜日

新宮聖公会 荒木執事より

新宮聖公会 荒木執事より みなさまへの感謝と、ボランティア呼びかけのお願いが届きました。
山間部などはまだまだ支援の必要な地域があり、とくにお年寄りや子どもなど、弱い立場の方々への支援が特に必要とのことです。
新聞の記事を紹介します。(熊野新聞2011年9月18日)

2011年9月17日土曜日

熊野川町の様子 その2

熊野川町総合庁舎2階より


総合庁舎2階

総合庁舎2階部エントランス

新宮 9月17日

滞在予定表を更新しました

昨夜心配されていた雨は、1時間に10分弱のゲリラ豪雨でした。
信徒、保育園関係者で、新たな被害は聞いておりません。
しかし、新宮市全域に大雨警報が発令されているため、社協のボランティアセンターは、通常9時受付ですが、10時半ころまで判断を決めかねていました。

出口は荒木執事と保育園職員さんから冷蔵庫を頂き、熊野川町の避難所(体育館)へ。
前回荒木執事がニードを聞いており、体育館に冷蔵庫を搬入。
雨の影響で、熊野川の水かさは上がっていました。
熊野川町は500人のボランティアを募集していますが、17日現在で約30人に留まっています。
熊野川町からの帰り道で、京都からのボランティア派遣バスを見ました。

明日は主日ですので、基本的に作業はお休みです。

熊野川町の写真を追加します

2011年9月16日金曜日

熊野川町のようす

矢萩司祭から熊野川町の写真が送られてきました


熊野川沿いの様子 鉄橋に流木が挟まっている

熊野川町河川敷(1)

熊野川町河川敷(2)

熊野川町河川敷(3)

熊野川町堤防

熊野川町ボランティアセンター(1)

熊野川町ボランティアセンター(2)

熊野川町ボランティアセンター(3)

熊野川町庁舎 3階まで水が浸かった

道路沿いの様子












新宮 9月16日

昨夜から断続的に雨が降り、熊野川町と新宮市のボランティアセンターは雨のため設立後始めてのお休みでした。 
ボランティアセンターは雨の日以外、毎日活動されています。
この1週間は雨の予報が続くので、センターのスタッフも今後の作業を心配していました。
神戸教区の林司祭と青年1名は、荒木執事と共に保育園保護者宅の泥かき。
午後に帰神。教区事務所で1泊され、姫路、倉敷へ帰られます。お疲れ様でした。
雨は断続的に降り続き、夕方4時には新宮市内にも避難勧告が出されました。
被害の大きかった、熊野川町や、高田地域の状況が心配です。

ボランティアは現在出口のみ、週明けから1名来新予定です。

また、ボランティアで来られる場合、高速道路が無料になります。
本日林司祭は新宮で即日申請され、帰路につきました。
来新の場合は、出発前に手続きが必要ですので、下記の和歌山県社協のHPをご覧ください。
まだまだ、たくさんのマンパワーが必要です。

- - - - - - - - - -

ボランティア車両に対する高速道路無料通行に係る証明書(災害派遣等従事車両証明書)発行手続きについて(和歌山県社会福祉協議会)
災害派遣等従事車両証明書(高速道路無料通行証明書)は出発地で申請する場合、申請から3日ほどかかることが多いです。京都市では京都市消防局が申請窓口となっています。

2011年9月15日木曜日

新宮 9月15日

本日、大岡司祭と出口は高田の施設で作業。
信徒さんと関わりのある、しょうがい者支援施設での作業も本日で一定のめどが付きました。
作業後、大岡司祭は和歌山市に帰られました。

林司祭と神戸教区の青年は、荒木執事とともに熊野川町の保育園保護者宅へ。保護者の依頼で近所の高齢者宅の泥かきをしました。屋根まで浸水し、避難所で生活されております。
熊野川町の被害は甚大で多くの家が屋根まで浸水しましたが、高齢化の地域であり、ボランティアも遠方ですので足りておりません。

昼前には京都教区の柳原司祭が、清掃作業に必要な用具と、保育園の先生方への差し入れを持ってきてくださいました。

夕方から雨が降り始めました。天気もこの1週間は雨模様です。
基本的に社協のボランティァセンターは雨の場合は休みということですので、作業の遅れと、地盤が緩んでいる地域での、新たな被害が心配です。

林司祭と神戸教区の青年は、明日作業があればその後、雨ならば朝に帰られます。

2011年9月14日水曜日

新宮 9月14日

本日、高田の施設に林司祭と青年1名、昨日畳み出しした民家の家主さんが来られ、立会いのもと家財道具を処分しました。明日も継続支援します。

上原司祭、長田司祭は隣のボランティアセンターで作業

大岡、韓、矢萩司祭は熊野川町のボランティアセンターにて作業、本日からボランティアセンターが立ち上がりましたが、新宮市内から1時間半かかるため、ボランティアは約20名ほどでした。まだ、畳上げも出来ていない家屋がたくさんあり、重たい畳や、布団を運び出しました。

出口は本日、保育園で子どもたちに遊んでもらっていました。。。

NTTの方が来られ、保育園、教会の光電話が復旧、インターネットも繋がるようになりました。

上原、長田両司祭は、作業後神戸に戻られました。長田司祭は神戸教区事務所に1泊され、明日広島に帰られます。

夕食後、韓司祭が京都に戻られました。

矢萩司祭は仮眠をとって今夜金沢に帰られます。

2011年9月13日火曜日

新宮 9月13日


滞在表を更新しました。

本日は2組に分かれて作業。
4名は昨日から継続の新宮市高田にある施設のお手伝い、施設が借りている民家の畳を搬出。
床上浸水の地域で、畳にカビが生えていました。その後施設の泥かきをしました。
明日以降も継続してお手伝いをさせていただきます。

出口、長田司祭は熊野川町へ、荒木執事の依頼で、保育園の保護者の様子を見に行き、その方の勤務されている診療所の片付けを手伝いました。
熊野川町は直接行く道がまだ開通していないので、三重、奈良を通って1時間半かけていきました。
被害のかなり大きい地域で、川沿いにある家屋は屋根まで水が入り、水が引いた後も泥が1メートルほど堆積していたそうです。


夕方に大岡司祭、矢萩司祭来新。

明日は2名が高田の施設の支援、2名が新宮市のボランティアセンター、3名が熊野川町のボランティアセンターで作業されます。
出口は信徒さん宅および保育園のお手伝いをさせていただきます。

2011年9月12日月曜日

新宮 9月12日


昨夜、神戸教区長田司祭、大阪教区井上司祭来新

本日、二人は社協ボランティアセンターで活動 井上司祭は作業終了後、夕方に三重まわりで帰路につかれました。

出口は新宮市高田地域にある、信徒さんの関わっておられた障害者支援施設を訪問。
高田地域は台風後から数日間、道路が寸断されて孤立していました。
1階部分が浸水しましたが、生活されている方々は2階に避難され、人的被害は幸いありませんでした。
直後から近隣にある同じ法人の職員さんも応援に駆けつけ、総出で復旧作業をされています。

今後、この施設の復旧作業のお手伝いもさせていただきます。
本日は施設の前の泥かきを行いました。


夕方、神戸より上原司祭、林司祭と青年1名、京都より韓司祭が来新。

神戸組は途中、和歌山聖救主教会に寄っていただき、信徒さんに貸しいただいた軽トラックを運転してきてくださいました。


明日の朝からは6名で作業します。

4名は、本日同様、高田にある施設の泥かきおよび畳搬出。

2名は、熊野川町にある保育園保護者の実家の片付けの手伝いを予定しております。

軽トラが2台になり、人数も増えました。

感謝です。

2011年9月11日日曜日

新宮 9月11日

滞在予定表を更新しました。

今日は管理牧師の北山司祭が来られ、10名ほどの信徒さんとともに聖餐の恵みに与り、それぞれに大変だったこの1週間の出来事を分かち合いました。
断水当初に、水のない不安の中で荒木執事が支援物資の水を持って来てくれたことがとてもうれしく、支えになったとおっしゃっておられました。

礼拝後、教会員の方々に、教区支援の経過報告と、新宮聖公会を拠点に教区として当面のフォローをすること、大阪、神戸教区の方々も協力してくださっていること、教会、保育園関係の支援を優先的に行うという方向性を伝えました。

この1週間、近隣の幼稚園や保育園が臨時休園するなか、後片付け等で大変な保護者のためにマリア保育園では保育をされていました。市を通して申し込みのあったお子さんも臨時で預かっておられます。先生方のご自宅やご実家も浸水の被害があり、ご自身が手伝えない状況の中、本当に大変だと思います。
今後も出来る限りのお手伝いをさせていただければと思います。

今日の夜中に神戸教区、大阪教区から2名の教役者がきてくださいます。

2011年9月10日土曜日

新宮 9月10日

出口崇執事からの報告です

本日は保育園の先生宅とご実家に行き、処分が必要になった家財道具を、軽トラに積み込み、仮処分場まで運搬しました。
各家庭の家の前には、畳や冷蔵庫、家具などが山積みされており、市の回収を待っているようですが、量が量ですので、全部回収するには時間が相当かかります。
狭い道も多いので、マンパワーの次に必要なのは軽トラでしょうか。お持ちの方がおられたら貸していただけたらとても助かります。

教会周辺は昨日から水が使えています。市の車が断水のおそれがあるので節水を呼びかけています。
新宮市は水が出ていますが、川向こうの三重側ではまだ断水状態です。

明日は主日ですので作業の予定はありませんが、教会員さんの現状把握とニーズなどの情報収集をおこないます。

現在新宮で必要なもの
マンパワー
軽トラック

2011年9月9日金曜日

新宮 9月9日

出口崇執事から9月9日の活動について報告がありました。

滞在予定表を作成しました。
本日、社協の災害ボランティアセンターで活動しましたが、新宮で今一番必要なのはマンパワーです。

本日は試験給水があり、各家庭で水道を使っての清掃作業をされていました。
今日は高齢者宅、独居者宅などの畳の搬出などもしましたが、今後、水道を使用しての泥かき、清掃作業がニーズとしてあがってくると思いますし、道路が分断されている地域へいけるようになれば、新たなニーズがでてきます。(地域の集落は高齢者が多いので)

荒木執事は、教会を宿泊所として、教会・保育園関係なく、地域の働きのために用いられたいと考えておられるようです。

明日以降の基本スタンスとしては、教会、保育園関係者からの依頼があればそちらを優先、なければ災害ボランティアセンターで活動ということになります。

信徒の方々は、親戚の方々への協力や、保育園の運営、社会福祉協議会への対応など、いそがしくされています。

新宮市 水道の試験給水

9/9 新宮市の水道の試験給水がはじまったようです。
http://www.city.shingu.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=23297

荒木執事より みなさまへ

兄弟姉妹のみなさま

今回の水害のことで祈ってくださってることを感じていました。電話とネットが通じないのでメールでの報告連絡がおくれました。
新宮聖公会とマリア保育園での被害は

全浸水3世帯
床上14世帯

でした。当日夜はちょっとした高台になるこの教会保育園に約15名が避難してこられました。近い関係者に死者は出ませんでしたが、信徒1人の家はもうおそらく住めないと言われていました。

まだ水道がないのでいろんな牧師さんがこの陸の孤島に車でもってきてくださりたすかりました。また信徒の家に水を配ったり、家財道具を家から出すのを手伝うことができたりたすかりました。

保育園はめどがつきましたが、まだ孤立している山間部の僻地や、街中でのひとりぐらしの高齢者は水を吸った畳を未だ動かせていないみたいです。

ボランティアや支援については京都教区の災害担当者がコーディネートして下さいます。助かります。
犠牲者と
復旧のために働く人々のためにも、お祈りください。

携帯から

主の平和

新宮聖公会
荒木太一


- - - - - - -
荒木太一執事への直接のお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。
ブログ担当 鈴木恵一

通行実績道路情報

紀伊半島の通行実績道路情報を紹介します。
通行実績があっても、通行規制される場合もあることをご了承ください。

新宮 9月8日

9月8日 新宮に向かわれた出口崇執事から報告がありました。


9/8 23時頃 新宮に到着とのことです。
京都市内で、ポリタンクや土嚢袋を購入し、途中でポリタンクに水道水を入れ、新宮へ。
新宮市内でも大型スーパーではポリタンクの販売がされていたり、コンビニでも水を箱売りしているところもあるようです。
断水は続いているとのことです。


大阪教区の 古沢聖職候補生と奥村聖職候補生も、新宮聖公会に到着しており、合流して活動しているとのことです。


床上浸水になった一人暮らしの高齢者の住宅など、畳上げの作業などが必要とされているようです。


9/9は 状況によっては 災害ボランティアセンターで働くとのことです。

新宮の支援をお願いいたします

大雨の被害を受けた新宮の支援を

主の平和がありますように。
本年は東日本大震災という大きな災害があって、その支援も続く中、9月3日前後に四国・中国地方に上陸して来た台風12号は、長時間の大雨を紀伊半島全域に降らせ、いまだに山間部では孤立した集落が多くあると報道されています。和歌山県新宮市では熊野川が氾濫し、新宮聖公会信徒・保育園関係者にもその被害を受けた方が多くあります。京都教区では以下の通り、新宮の被災者を支援いたしますので、ご協力をお願いいたします。

  • 期 間
    •  当面、2011年9月23日までの月曜から金曜までの活動
    •  土曜日の宿泊はできません。日曜日の宿泊についてはご相談ください。
  • 宿 泊
    •  新宮聖公会 (新宮市野田2-4)  水道と固定電話は不通
    •  風呂は使えません。車で30分のところに温泉有り(500円)。
    •  食事は各自お考えください。教会の台所は使えますが水は出ません。大手のスーパー等は営業しています。ごみはお持ち帰りください。洗濯は困難です。
  • 持ち物
    •  寝袋等の寝具、力仕事のできる服装、長靴、マスク、厚手の作業用手袋
  • 交 通
    •  交通費は自己負担。各教区で補助が出る場合があります。
    •  JRは串本以東は不通です。自動車に乗り合わせてお出で下さい。
  • 申込み
    •  恐れ入りますが、下記の事務所へお問い合わせの上 ご参加ください
      • 京都教区の方は 京都教区教務所へ
      • 大阪教区の方は 大阪教区事務所へ
      • 神戸教区の方は 神戸教区事務所へ
      • 他の教区の方は 京都教区教務所へ
  • 定 員
    •  8人(力仕事ですので男性のみとします。)

2011年9月7日水曜日

新宮聖公会 および水害関連の連絡先について

みなさま
お祈りご心配どうもありがとうございます。
当面の間
新宮聖公会 および台風12号水害関連の連絡先は、
 ○○○-○○○○-○○○○(○○○○○)
とさせていただきます。
ご協力お願いいたします。


当初予定の923日となりましたので、新宮の教会を拠点としての活動を終了させていただきます。
支援を必要としている状態はまだまだあるようですが、個々のボランティア活動にお任せをして、教会としてはここまでといたします。(2011/9/23)

新宮 9月7日

今朝の状況をお伝えします。

出口創執事とスコット・マーレー司祭は昨夜9時過ぎに新宮に到着。
今朝、国道42号線を三重県方面から帰路につきました。
42号線はすべて通行できるとのことです。

藤原健久司祭、出口崇執事、荒木太一執事は屋根まで水に浸かった信徒のお宅で家財道具の運び出し作業を手伝っています。
電話がまだ開通していないので詳細は分かりませんが、新宮聖公会の信徒宅で屋根まで水に浸かったお宅が2件、床上浸水2件、床下浸水軒数不明。マリア保育園職員宅で屋根まで浸かった家1軒、昨日まで(?)孤立していた家1軒。

マリア保育園園児100人分のトイレの水の確保を懸命にしているとのこと。
当初、近隣の町に水を汲みに行けばいいと考えていたようですが、新宮付近の町々はすべて断水とのこと。給水車が来ても、お年寄りは長時間並んで待てない。
ASKULに水を注文したが、今日届くかどうかわからないとのことでした。

これを受けて、京都教区事務所から新たに2ℓペットボトル6本入り40ケースをAMAZONから新宮聖公会宛に送りました。
大阪教区、神戸教区にも水を送る支援をお願いしました。
これ以上一度に送りますと、さばききれない事態になりかねませんので、さらに送る場合は状況をご確認ください。

2011年9月6日火曜日

新宮への応援


新宮へは新たに彦根の出口創執事と近江八幡在住のスコット・マーレー司祭が行くことになりました。
新宮では保育園のトイレのために川で水を汲んでくることを考えているようです。

神愛修女会(9/5高地主教報告)

神愛修女会に行かれた高地主教からの報告です。





写真の一枚目左の建物が浄化槽で、1mほど左にずれています。
この亀裂が2枚目3枚目の写真の修女会礼拝堂の外側の階段付近に続いていて、礼拝堂の下の基礎が少しむき出しになっています。
この浄化槽の建物を撤去し、斜面を補強しなければなりませんが、重機を入れるルートを確保するために既存建物の一部を撤去する必要もあるようです。
また、浄化槽の建物が道路に崩落しないようにしながらの解体工事はかなり困難なものになると思われます。
写っているのは宮崎修女さんと武藤直二施設長です。
武藤施設長によると、今回の雨は降り始めから3日間ほど降り続き、4日(日)午前2時に娘さん一家が避難して来られ、4日は朝から愛の園に避難してくる人たちの世話、5日は朝に旧愛の園・神愛修女会の被害の第一報が入って、一日中その対応に追われたようです。

本当にお疲れ様でした。今後も大変な日々が続くと思います。ご苦労様です。

神愛修女会の被害など

愛の園施設長武藤直二さんの報告(9月5日20時)です

修女院建物の直接の被害はありませんが、旧施設から使用し現在は修女院の排水処理に利用している大型の浄化槽建屋が崩落の危険があり、修女院礼拝堂の基礎も土がえぐられています。
更なる崩落につながる危険があるため下の道路で崩落土砂を片付けていた業者に避難を勧めその後町に連絡して全面通行止めにしてもらいました。
念のためシスター達には深和ホームのゲストハウスにお泊りいただくことにしました。

断水の原因は離れた本管の破損でしたが、深和ホーム、修女院への引込管がこの斜面に埋設されていて寸断されたことも重なったことがわかり、架設工事を発注しました。
復旧には3~4日かかる見通しです。
深和ホームの処理済排水を流す配管が同じ斜面に通じていて途切れたので別方向につなぎ変える工事を発注、斜面上にある電柱も道路側に傾いたので、別回線から電力供給するよう繋ぎ変えの工事を発注しました。
深和ホームとステパノ館に仮設トイレ5台を設置、町から深和ホーム、修女院、ステパノ館用に給水車1台を常駐してもらっています。
ポリタンクを深和ホーム世帯分購入し各戸に配布しました。
深和ホーム入居者の入浴は愛の園の一般浴室を利用してもらうことになりホームの車で送迎しています。
昼食、夕食はお弁当に切り替えさせていただきました。

初めての経験で右往左往した一日でしたが、深和ホームの入居者の皆さんには状況を説明し、節水他協力をいただいており感謝です。
また多くの業者の方々に集まっていただき、助言や提案をいただきました。
高地京都教区主教、上富田町長・副町長にも視察いただきました。物的被害に止まっていることにも感謝します。

先ほど親交のある田辺市龍神村の特別養護老人ホームで、多くの入居者が生活する中、断水、停電、食料不足、職員の被災・通勤途絶などでたいへんなご苦労をされているとの情報が入りました。
道路が寸断されヘリ空輸以外には支援が届いていないようです。
地域ぐるみでの迅速な支援が求められています。

新宮聖公会の被害など

新宮聖公会の被害等についてお伝えします。

昨日9月5日、橋本の小林宏治司祭が水を積んで新宮まで駆けつけてくださいました。
田辺から中辺路ルートは通れないので、海沿いの42号線を通ったそうです。
他に和歌山の大岡創司祭も新宮まで行かれたと思います。

京都からは、藤原健久司祭、出口崇執事と高地主教が水を積んで出発。午後5時過ぎに神愛修女会着。

その後高地主教は電車で京都へ、藤原司祭と出口崇執事は新宮まで行きました。
新宮は午後6時から水が出るという情報もありましたが、断水状態が続いていて、信徒のお宅で行われる炊き出しや保育園等のトイレの水の確保などを、二人は今日一日手伝うとのことです。
橋本の小林宏治司祭は今日も新宮まで水を積んで走ってくださることになりました。

2011年9月5日月曜日

台風による大雨の被害状況

台風による大雨によって和歌山県や奈良県、三重県に大きな被害が出ているようです。

教会関係の影響は以下の通りです。


  • 三重県 伊勢聖マルコ教会 被害なし  その他の被害報告はありません。
  • 奈良県 奈良県南部の諸教会、被害なし、 五條市の被害が大きく報道されていますが、教会には影響なし、
  • 和歌山県 和歌山、初島、廣、橋本、笠田、被害なし、
    • 田辺聖公会 幼稚園の送迎車のルートで橋が落ちていたりして混乱している。その他被害なし。
    • 新宮聖公会 避難者が10人ほどあったが、その方たちも帰宅された。電話と水道が不通。信徒宅で玄関先まで水が来た家が何件かあった。マリア保育園の職員宅何軒かで被害があり、一軒では屋根まで水に浸かった。出勤できない職員がいるが、今日も保育園は当然開ける。川を隔てた隣町は水道が出るので、職員がポリタンクに水を入れて持ってきている。トイレなどの水はためた水を使ったりしている。
    • 愛の園 避難の方があったが、避難勧告が解除され、帰宅された。富田川の上流で土砂崩れによって水がせき止められ、土石流の恐れがあったが、現在はその危険もなくなっている。
    • 神愛修女会 礼拝堂の下方で土砂が崩れていて、修女会の建物自体が危険な状態になっている。修女さんたちは、深和ホームに移っている。下を走る道は、役所に言って、通行止めにしてもらっている。


これを受け、和歌山県内から聖職一人、京都市内から聖職二人が水などを積んで新宮に向けて出発します。途中、神愛修女会の被害状況も確認する予定です。

以上、とり急ぎお伝えいたします。特に神愛修女会のため、また、新宮の被害を受けた方々のためにお祈りいただけましたら幸いです。