出口崇執事からの報告です。
今朝は、社協のボランティアセンターから、マイクロバスで熊野川町へ。
連休ということもあり、120人ほどが参加していました。
私は、川沿いの民家へ男女合わせて6名のグループで行きました。
1階部分は親戚の方が総出で作業されており、我々は2階の家財搬出を行いました。
川沿いということで、屋根にまで水が浸かったらしく、2階で寝ていたご夫婦は天井に穴を開けて外に脱出したそうです。
休みになると子どもや孫たちが集う、「おじいちゃん、おばあちゃんの家」で、たくさんの寝具や座布団、食器、子どもや孫が使っていたおもちゃなどが出てきました。
全てを聞くわけにはいきませんが、「これ、どうします?」とたずねると、一つ一つに思いをはせながら、「あー、こんなんあったの・・・ 捨ててください」とおっしゃっていました。
3月の震災のとき、ある役者さんが「被災地にあるのは、がれきの山じゃない。その場所で生きてきたという痕跡なんです」と言った言葉を、新宮の地で改めて実感しました。
夜に、神戸教区の池澤聖職候補生来新 大雨の中来られました。
台風15号の影響でしょうか。今は止んでいますが、時折集中的に降ります。
明日は連休明けでボランティアも減るでしょうし、雨が降ればボランティアセンターは中止になります。